【トライオートETF週次報告(6週目)】2022年6月6日~6月10日 決済なし

ナスダックといえども常に右肩上がりではないので、2021年11月に TQQQ の取引を一旦終了していましたが、2022年4月末に 40 USD を下回ったので約半年ぶりに TQQQ を再開しました。

2022年6月6日週 決済なし

2022年6月6日週は決済がありませんでしたが、ポジション(建玉)を多く持つことができました。

来週の6月15日にFOMC後、FF金利の発表が予定されています。0.5%の利上げが予想されていますが、先月の消費者物価指数がおよそ40年ぶりの水準となったこともあり、0.75%の利上げとの声もタカ派から出てくるでしょう。
来週の NASDAQ100は下げの相場が見込まれますね。7月も利上げが予定されているのでしばらくは下げの相場が続くでしょう。
年内には NASDAQ100が元の水準に戻るかは、インフレが更に進むことによる景気停滞と物価高が同時に起こるスタグフレーションがどこまで影響をあたえるかですね。

TQQQ が 0 になることを想定し証拠金預託金を算出していると SNS やブログで見ることがありますが、TQQQ は 0 になることはほぼありません。あるとすれば TQQQ の ETF 自体がなくなるケースしかないでしょう。

TQQQ では 20 ~ 80 レンジをベースとしており、上げの相場が続く(90 を超える)とコーポレートアクションの分割が行われます。逆に下げの相場が続く(15 を下回る)とコーポレートアクションの併合が行われます。
下げの相場が続けば TQQQ の値を常に 20 ~ 80 のレンジ内に保つため、複数回のコーポレートアクションの併合が行われるでしょう。

コーポレートアクションの併合でなにが起きるのか?

過去の話しですが、ブロックロックのアイシェアー ETF の併合では、3 : 1 の併合が行われました。
保持しているポジションが 3口に満たない場合、時価で売却され手数料を更に引かれた為、大幅な損失を出した方がいたと聞いたことがあります。

コーポレートアクションの併合が発動されないよう、下げの相場が継続しないことを祈りましょう。

来週も期待しましょう!